金魚の町にある金魚専門の資料館
奈良県の大和郡山市は、日本の三大金魚養殖地のひとつとして知られる街で、200年近く前に金魚の養殖が伝わって以来の歴史を持っているとか。実際、大和郡山市の公式サイトには相当な量の金魚の解説ページが用意されているほど。
郡山金魚資料館は、そんな金魚の町で、金魚養殖業を営むやまと錦魚園という会社が運営する民営の資料館です。
金魚に関する民俗資料や古書、そして様々な品種の金魚の生体が展示されています。
資料館周辺、というか大和郡山市の街中を歩いていると、こんな金魚養殖池が目に入ります。
資料館に入ると出荷を待つ金魚たちが大量に。
金魚にまつわる民俗資料の展示
資料館に入ると、金魚に関する民俗資料や古書などがケースに入って展示されています。見るからに年季の入っていそうな、色の落ちた金魚の標本なんかも。
様々な品種の金魚も見られる
生体の金魚も沢山観られます。
よくもまあ、これだけ色んな形や色の品種を作り上げたものだなーと。今まであんまり金魚には興味なかったんですが、品種改良の系統図なんかを見ていると、ちょっと興味が沸いてきました。
小さくて古い施設ですが、アートアクアリウムみたいなドヤ顔シャレオツ感がなくて好きです。
あと、金魚資料館からちょっと歩いたところには、使わなくなった電話ボックスを利用した金魚の水槽があったりします。何度かテレビとかでも紹介されてるのを見た記憶が。
公式情報
- 公式サイト
- http://www.kingyoen.com/
- 住所
- 〒639-1021
奈良県大和郡山市新木町107 - TEL
- 0743-52-3418
アクセス
近鉄「郡山」駅から徒歩10分程度。
その他
コインロッカーなし。
館内に飲食施設はなし。駅周辺には飲食店あり。
入場無料。