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京都大学の貴重な学術標本を展示。京都大学総合博物館

2013.09.07 01:46
カテゴリ:京都府

京都市左京区にある、京都大学の博物館。

自然史、文化史、技術史の学術標本が展示されている。

京都大学の貴重な学術標本を展示。京都大学総合博物館
 

京都大学の博物館

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京都市左京区にある京都大学総合博物館は、京都大学において収集・研究されてきた標本を保管、展示する博物館です。

展示室は大きく分けて、自然史展示室、文化史展示室、技術史展示室に分かれています。

うちのサイトとしては、当然ながら自然史展示室の内容をご紹介。

 

ゾウ化石がいっぱいの化石展示室

化石展示室ではゾウの化石が色々と展示してあります。

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ナウマンゾウ(左)とアジアゾウ(右)の頭骨。

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中新世(約2,300万年前~約500万年前)のゾウ、ゴンフォテリウムの下顎骨(左)と、アケボノゾウの下顎骨(右)。

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京大にあるナウマンゾウの模式標本(下顎骨)のレプリカ。

京大といえば霊長類

京大といえば、霊長類の研究が有名。

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ということで、1,500万年前の化石類人猿ナチョラピテクスも展示されています。

現生生物の標本も

化石だけでなく、現生生物の標本もいろいろと展示されています。

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ニホンカモシカの全身骨格と剥製。両取り標本かな?

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左から、ツキノワグマの頭骨、タヌキの頭骨、モグラの頭骨と剥製いろいろ。

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鳥類の剥製もいろいろと。

アジアの熱帯林の昆虫標本もおもしろい

アジアの熱帯林に住む昆虫の標本も大量に展示されていますが、こちらも面白い。

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ばかでかいキリギリスの一種。右端のバッタと比較するとそのデカさがよくわかるかと。

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フタフシアリのなかま。ワーカー(働きアリ)と、女王アリと、雄アリが全て揃っている標本。

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アジア最大のアリ、モリオオアリ。左からワーカー、女王、雄アリ。女王や雄アリはともかく、ワーカーのでかさが異常。上に並んでるのが一般的なサイズのアリなので、見比べてみればその異常なデカさがよくわかります。

アクセス

京都駅から京都市バスに乗って30分程度。「百万遍」バス停下車、徒歩2分程度。

その他

写真撮影は、自然史展示室のみ可。文化史展示室や技術史展示室などは撮影不可。

コインロッカーはなかった気がする。

館内に飲食店などはなし。京都市街地なので、博物館周辺には色々飲食店があると思う。

公式情報

公式サイト
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/
住所
〒606-8501
京都市左京区吉田本町
TEL
075-753-3272
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