京都大学の博物館
京都市左京区にある京都大学総合博物館は、京都大学において収集・研究されてきた標本を保管、展示する博物館です。
展示室は大きく分けて、自然史展示室、文化史展示室、技術史展示室に分かれています。
うちのサイトとしては、当然ながら自然史展示室の内容をご紹介。
ゾウ化石がいっぱいの化石展示室
化石展示室ではゾウの化石が色々と展示してあります。
ナウマンゾウ(左)とアジアゾウ(右)の頭骨。
中新世(約2,300万年前~約500万年前)のゾウ、ゴンフォテリウムの下顎骨(左)と、アケボノゾウの下顎骨(右)。
京大にあるナウマンゾウの模式標本(下顎骨)のレプリカ。
京大といえば霊長類
京大といえば、霊長類の研究が有名。
ということで、1,500万年前の化石類人猿ナチョラピテクスも展示されています。
現生生物の標本も
化石だけでなく、現生生物の標本もいろいろと展示されています。
ニホンカモシカの全身骨格と剥製。両取り標本かな?
左から、ツキノワグマの頭骨、タヌキの頭骨、モグラの頭骨と剥製いろいろ。
鳥類の剥製もいろいろと。
アジアの熱帯林の昆虫標本もおもしろい
アジアの熱帯林に住む昆虫の標本も大量に展示されていますが、こちらも面白い。
ばかでかいキリギリスの一種。右端のバッタと比較するとそのデカさがよくわかるかと。
フタフシアリのなかま。ワーカー(働きアリ)と、女王アリと、雄アリが全て揃っている標本。
アジア最大のアリ、モリオオアリ。左からワーカー、女王、雄アリ。女王や雄アリはともかく、ワーカーのでかさが異常。上に並んでるのが一般的なサイズのアリなので、見比べてみればその異常なデカさがよくわかります。
アクセス
京都駅から京都市バスに乗って30分程度。「百万遍」バス停下車、徒歩2分程度。
その他
写真撮影は、自然史展示室のみ可。文化史展示室や技術史展示室などは撮影不可。
コインロッカーはなかった気がする。
館内に飲食店などはなし。京都市街地なので、博物館周辺には色々飲食店があると思う。
公式情報
- 公式サイト
- http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/
- 住所
- 〒606-8501
京都市左京区吉田本町 - TEL
- 075-753-3272