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岐阜県博物館は古生代から新生代まで岐阜県産化石で網羅しているのが凄かった

2016.04.05 23:40
カテゴリ:岐阜県

岐阜県関市にある総合博物館。

自然史展示は岐阜県産標本だけで古生代から新生代までカバーしていて凄い。

岐阜県博物館は古生代から新生代まで岐阜県産化石で網羅しているのが凄かった
 

岐阜県の総合博物館

1-写真 2015-11-06 12 50 51.jpg

岐阜県博物館は、人文系・自然史系の展示がある総合博物館です。建物が綺麗。

自然史系の展示を中心にご紹介します。

 

エントランスとメインホールには恐竜などの全身骨格がいっぱい

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博物館のエントランスには、いきなりテチスハドロスが。島嶼化(大型の生物が島に生息して小型に進化する)で小型化したハドロサウルス類。ここ以外では見たことがないです。

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メインホールはこんな感じ。アロサウルスやステゴサウルス、デイノニクス、イグアノドンなど、有名どころの恐竜がいろいろ展示されています。それぞれのキャプションには、復元画家の小田隆さんによる復元画も。

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哺乳類も。左からナウマンゾウ、ニホンサイ、デスモスチルス。デスモスチルスはちょっと古めの復元姿勢ですね。

自然史展示室がなにげに凄かった

実は写真撮影OKなのがメインホールととエントランスだけだったので、写真はないんですが、自然史展示室がなにげに凄かったです。

最初に「岐阜のおいたち」的な展示があるんですが、古生代オルドビス紀から新生代第四紀までの各地質年代のコーナーが、ほぼ全て岐阜県産の化石などで成り立っているという。岐阜県ってこんなに色んな地質年代の地層があるのかとびっくりしました。さらに20億年前の岩石までありました。地元産の標本だけで地球史を解説できる都道府県が果たしてどれほどあるものか......。

特に中新世以降の展示は、哺乳類化石が充実していて観ていて楽しかったです。

束柱類のパレオパラドキシアの全身骨格は、陸上と遊泳二種類のポーズの二体が展示されていました。メインホールのデスモスチルスもあわせると、三体も束柱類が。

現生生物の展示も色々と面白かったんですが、なにせ写真が一切ないため記憶が曖昧なので割愛。

公式情報

公式サイト
http://www.gifu-kenpaku.jp/
住所
〒501-3941
岐阜県関市小屋名1989
TEL
0575-28-3111

アクセス

岐阜バス「小屋名」バス停下車徒歩20分程度。

「小屋名」バス停へはJR「岐阜」駅から35分程度。

その他

コインロッカーあり。

館内に飲食施設はなし。周辺にも飲食店は多分なさそう。

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