Pangea Note - パンゲア・ノート

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日本で唯一ティラノサウルスのスーが観られる。北九州市立いのちのたび博物館

2013.07.08 21:31
カテゴリ:福岡県

福岡県北九州市に位置する大規模な自然史・歴史博物館。

ティラノサウルスのスーをはじめ、恐竜等の古生物の全身骨格標本が大量に展示されている。

日本で唯一ティラノサウルスのスーが観られる。北九州市立いのちのたび博物館
 

定番恐竜をはじめ、大量の古生物の全身骨格標本が観られる博物館

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福岡県北九州市にある、北九州市立いのちのたび博物館は、ティラノサウルスのスーをはじめ、大量の恐竜等の古生物の全身骨格が展示されている大規模な博物館です。

古生物だけではなく、現生生物も骨格・剥製・生体と、様々な展示がされていて見どころが沢山です。

もともと凄まじい物量の展示を誇る博物館でしたが、2013年3月にさらに展示がボリュームアップされ、とんでもないことになっています。

展示の概要は以下のような感じ。

 

上記のとおり、自然史系の展示だけでなく、人文・歴史系の展示もありますが、当サイトの性質上、歴史ゾーンの紹介は割愛させて頂きます。というか、自然史ゾーンもボリュームがあり過ぎるので、アースモールを中心に、個人的な見どころだけをピックアップしてご紹介させて頂きます。

古生物の全身骨格が大量のアースモール

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博物館に入ると、まずはアースモールから見学していくことになります。写真を見てもわかる通り、恐竜などの古生物の全身骨格が大量に展示されています。圧巻の光景。

 
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地球の誕生~古生代の展示。様々な岩石・鉱物や、古生代の化石が展示されています。

古生代の展示としては定番のディメトロドンの全身骨格や、ペルム紀の両生類、巨大トンボ・メガネウラの復元模型、軟骨魚類の化石など、見どころ沢山。

 

日本で唯一!ティラノサウルスのスーとスタンが両方観られる!

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いのちのたび博物館最大の目玉展示といえばこれ。ティラノサウルスのスーのレプリカです。

2013年3月に新たに展示追加されたものですが、日本の博物館でスーのレプリカが観られるのはここだけ。というか、原標本が展示されているアメリカのフィールド博物館以外にスーが常設展示されているのは世界でもここだけ?かもしれません。

スーは、ティラノサウルスの化石の中でも非常に保存状態が良く、また最大級の個体であることでも有名な標本です。

 
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一方こちらは、以前から展示されていたティラノサウルスのスタン。こちらもティラノサウルスの中ではスーと並んで有名な個体で、スーとは逆にスタンのレプリカは日本でも数多くの博物館で展示されています。スーの発掘研究チームがスーに続いて発掘したティラノサウルスでもあります。

このスーとスタンを一度に観られる、何とも贅沢な展示。ただ、スーが展示されている場所とスタンが展示されている場所はちょっと離れているので、目の前で見比べるということはできないのはちょっと残念。

 

他にも獣脚類恐竜の全身骨格が沢山

スーとスタンの二大ティラノ以外にも、獣脚類恐竜がいろいろ展示されています。

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クリオロフォサウルス(左)とアロサウルス(右)。

クリオロフォサウルスは南極で発掘された、トサカがキュートな恐竜。こちらの全身骨格も、スーと同じく2013年3月に追加展示されたもの。

定番のアロサウルスは、以前から展示されてましたね。どちらもジュラ紀の恐竜。

 
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ギガノトサウルス(左)とデイノニクス(右)。

ギガノトサウルスは、ティラノサウルスと並ぶ、あるいは上回る、最大サイズの獣脚類恐竜。確かにでかいんだけど、すぐ隣に展示されているティラノサウルスのスタンと見比べると、全体的にスリムな印象。特に頭骨はすらっとしてますね。ギガノトサウルスも、スーと同じく2013年3月に追加展示されたもの。

デイノニクスの方は、以前から展示されています。どちらも白亜紀の恐竜。

 

でかい竜脚類恐竜も

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でかい竜脚類恐竜も二体展示されています。セイスモサウルス(左)とカマラサウルス(右)。

セイスモサウルスは、最近ではディプロドクスの一種(Diplodocus hallorum)じゃね?ということになっているようですね。

この二体、ティラノサウルスのスーのすぐ後ろに、二体並んで展示されているので、眺めが半端なく派手な感じになってます。凄い景色。

 
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竜脚類の祖先なんじゃね?という説が最近有力っぽいエオラプトルたんも。ちっちゃくて可愛いです。エオラプトルは、スーと同じく2013年3月に追加展示されたもの。

 

翼竜もバリエーション豊富

見上げると、バリエーション豊富な翼竜の全身骨格が吊るされています。

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左からケツァルコアトルス、ズンガリプテルス、プテラノドン。ケツァルコアトルスはスーと同じく2013年3月に追加展示されたもの。史上最大級の翼竜としても有名ですね。

海棲爬虫類もいるよ

天井には、翼竜だけじゃなくて海棲爬虫類も吊るされています。

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モササウルス類のティロサウルス(左)と、首長竜タラソメドン(右)。

ティロサウルスはスーと同じく2013年3月に追加展示されたもの。くねった復元姿勢がかっこいいです。

 

シーラカンスも地味に凄い

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パルナイバイアというジュラ紀のシーラカンスの完模式標本。いのちのたび博物館の学芸員さんが命名・記載されたそうですよ。

 
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マウソニアという巨大なシーラカンス。魚類の立体的な復元って結構珍しいですよね。こちらはスーと同じく2013年3月に追加展示されたもの。

 

新生代の古生物もボリュームたっぷり

恐竜を中心に、中生代の古生物展示を色々紹介してきましたが、新生代の古生物展示もボリュームたっぷりです。

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クジラの祖先ドルドン。原鯨類の骨格はかっこよくて好きです。とってつけたような後肢も面白い。

 
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ニッポンサイ。昔は日本にもサイがいたんですねー。北九州市で化石が見つかっているそうですよ。

 
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ペンギンモドキことコペプテリクス。名前とは裏腹にペンギンとは特に近縁ではなく、ウやペリカンなどに近縁な絶滅鳥類。

 

他にも、動く恐竜模型が多数展示されたエンバイラマ館や、現生生物の剥製などの標本が大量に展示された生命の多様性館などなど、本当に見どころたっぷりな博物館です。

アクセス

JRスペースワールド駅下車徒歩5分程度。
スペースワールド駅へは、JR小倉駅から鹿児島本線で15分弱。

関西圏から小倉へは、新幹線の他に、大阪や神戸からフェリーという手もある。一晩かけての移動になるけど、安いし、夜行バスなんかとは違ってしっかり移動中にも休めるので、時間に余裕があって船旅が苦手じゃなければオススメ。

その他

コインロッカーあり。

食事は、軽食がとれる休憩ルームがある(土日祝のみ営業かも?)。博物館の道路を挟んだ向かいにイオンモールがあり、そこに飲食店は沢山ある。

再入場可。

公式情報

公式サイト
http://www.kmnh.jp/
住所
〒805-0071
福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
TEL
093-681-1011
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