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鳥羽竜、ミエゾウ、メガロドン、三重産巨大生物化石が揃った企画展『三重の三億年 変動に生きた巨大生物たち』

2016.08.24 23:33
カテゴリ:特別展・企画展・イベントレポート

三重県総合博物館で2016年7月2日~9月4日にかけて開催中の企画展。

鳥羽竜やミエゾウをはじめ、三重産の化石や関連する巨大生物が展示されている。

鳥羽竜、ミエゾウ、メガロドン、三重産巨大生物化石が揃った企画展『三重の三億年 変動に生きた巨大生物たち』
 

三重産の巨大生物の化石が集まった企画展

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三重県総合博物館で開催中の企画展『三重の三億年 変動に生きた巨大生物たち』を見てきました。

三重県産の鉱物や、三重県内で見られる三億年前からの地殻変動の解説、そして三重から産出した古生物の化石などが展示されている企画展でした。

 

三重産の鉱物や、地殻変動の解説展示、三重産の化石の展示などなど

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会場に入るとまずは、三重県産の鉱物がずらりと並んだ展示。

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続いて三重の大地から見出せる、三億年前からの変動の歴史の解説。

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続いて古生代ペルム紀の三重産化石の展示。

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こちらはウミユリがいっぱい入った化石。

鳥羽竜をはじめ、恐竜化石もいっぱい

三重の巨大生物といえば、鳥羽竜。

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ということで、鳥羽竜の化石ががっつり展示されていました。

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鳥羽竜と同じ竜脚類繋がりということで、ディプロドクスの全身骨格も。

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さらに、サルタサウルスの大腿骨、アパトサウルスの大腿骨とケティオサウルスの上腕骨、カマラサウルスの頭骨、タンバティタニスの各部位の化石など、沢山の竜脚類の化石が展示されていました。

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三重県からはイグアノドン類の足跡化石も見つかっているので、参考資料的な感じでプロバクトロサウルスの全身骨格も。ポーズがすんごい躍動的。

新生代の化石もたくさん

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新生代の化石もいろいろ展示されていました。

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マチカネワニの頭骨とかも三重から産出してるんですねー。

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あと、力が入っていたのが、メガロドンの展示。

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他のサメの歯化石とメガロドンの歯化石を比較展示して、メガロドンがどのように進化したのか解説があって良かったです。

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こちらが三重産のメガロドンの歯化石。

ゾウの化石も大量にあったよ

鳥羽竜と並ぶ三重の巨大生物といえばミエゾウ。

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ということで、ミエゾウの化石がいろいろ展示されていました。ちなみに、ミエゾウの全身骨格模型は博物館エントランスに常設展示されています。

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こちらはコウガゾウの全身骨格。背後のイラストは小田隆さんによるミエゾウの復元画。

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ナウマンゾウの全身骨格も。

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シンシュウゾウの頭骨や、アケボノゾウの牙なども展示されていました。

公式情報

公式サイト
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/88903000001_00002.htm
住所
〒514-0061
三重県津市一身田上津部田3060
TEL
059-228-2283

アクセス

近鉄・JR・伊勢鉄道「津」駅下車後、バスで5分程度「総合文化センター」バス停下車すぐ。

その他

コインロッカーあり。

館内に飲食店は多分なし。博物館の向かいの総合文化センター内にレストランあり。

再入場可。

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