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アマゾンの多様な生物標本が一挙に観られる特別展『大アマゾン展』

2015.08.09 21:54
カテゴリ:特別展・企画展・イベントレポート

国立科学博物館で2015年3月14日~6月14日にかけて開催されていた特別展。

アマゾンをテーマに、アマゾン流域で産出する化石、生息する哺乳類・鳥類・両生爬虫類・昆虫・菌類・植物等、多岐にわたった展示。

アマゾンの多様な生物標本が一挙に観られる特別展『大アマゾン展』
 

アマゾンの多様な生物を紹介する特別展

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もう二か月前にとっくに会期が終了しちゃってますが、今更国立科学博物館で開催されていた特別展『大アマゾン展』のレポートを(遅)。

この特別展は「アマゾン」をテーマに、アマゾン流域で産出する化石、生息する哺乳類・鳥類・両生爬虫類・昆虫・菌類・植物等を横断的に紹介する展示で、多分野に渡るので、普段あんまり興味関心が向いてなかった分野にも興味を持つきっかけになって良かったです。

 

展示の構成は以下のような感じ。

まずは南米産の化石の展示

会場に入ると、アマゾン川の成り立ちと共に、南米から産出した化石を紹介するコーナーが。

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ブラジルのサンタナ層から産出した魚類化石がいろいろと展示されていました。サンタナ層は白亜紀前期の良質な魚類化石が沢山出ることで有名。

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さらに、この特別展で個人的に一番の目玉だったのがこれ。翼竜アンハングエラの全身骨格。国立科学博物館が所蔵しているホロタイプ標本。以前から見てみたいと思っていたので嬉しいです。

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クラト層の昆虫化石なども。こちらは新生代古第三紀のもの。

現生哺乳類の剥製や骨格も充実

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アマゾン川流域に生息する現生哺乳類の剥製や骨格標本も充実していました。

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個人的に特に興味深かったのはこれ。オオアリクイとムツオビアルマジロの全身骨格。

多様な鳥類の剥製も充実

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アマゾンのジャングルといえば、カラフルな鳥たちの宝庫、というイメージがありますが、そのイメージ通り多様な鳥類の剥製も展示されていました。

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南米のジャングルの鳥といえば、やっぱりオオハシさんでしょう。

両生類・は虫類や、昆虫の標本も

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両生類や爬虫類も展示されてます。オオアナコンダはほんとにでかい。

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昆虫標本では、綺麗なモルフォ蝶や、ばかでかい甲虫類など、いかにも「ジャングル」な感じの昆虫たちが。

水生生物たちの標本も面白い

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アマゾン川に住む水棲生物たちの展示では、アマゾンカワイルカや、魚類の標本などがずらりと。

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一番気になったのは、ガンジスカワイルカの頭骨。ガンジスカワイルカは名前の通りアジアに住む淡水イルカで、アマゾンにはいないんですが、アマゾンカワイルカと関連して展示されていました。

なんだこの頭の空洞。解説によると、この空洞をエコーロケーションに活用しているんだとか。すげえな。

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他にも菌類(キノコ)だけを並べた展示や、魚ではなく水草が主役の水槽(キャプションにも水草の名前だけが書いてある)などのマニアックな展示もあり、非常に面白かったです。

公式情報

公式サイト
http://www.tbs.co.jp/amazon-ten/
住所
〒110-8718
東京都台東区上野公園7-20
TEL
03-5777-8600

アクセス

JR上野駅を公園口から出て、徒歩5分程度。
公園口以外の出口から出ると、かなり遠回りをしないといけなくなるので注意。

上野駅へは東京駅から10分程度。

その他

コインロッカーあり。

食事は、地球館中二階のレストラン「ムーセイオン」(結構メニュー豊富)や、日本館地下一階のラウンジ内のカフェ(軽食)など。
上野公園近辺や上野駅近辺にも食事のできる場所はいくらでもあるので、困ることはない。

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