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哺乳類化石が中心の見所たっぷりな企画展『マンモスの渡った橋』

2015.07.17 02:24
カテゴリ:特別展・企画展・イベントレポート

茨城県自然博物館で2014年12月20日~2015年6月7日に渡って開催されていた企画展。

氷河期の気候変動と動物の移動をテーマに、様々な哺乳類化石が展示されていた。

哺乳類化石が中心の見所たっぷりな企画展『マンモスの渡った橋』
 

氷河期の哺乳類をテーマにした企画展

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記事にまとめる時間がないまま会期が終わっちゃったんですが、先月まで茨城県自然博物館で開催されていた企画展『マンモスの渡った橋』の紹介をざっくりと。

この企画展は、氷河期の気候変動と、それによる動物たちの移動がテーマで、哺乳類化石が中心の展示となっていました。

展示の構成は以下のような感じ。

 

最初はマンモスを中心とした展示

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会場に入ると最初に目に入るのは、ケナガマンモスの復元模型。

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さらに、ケナガマンモスの皮膚化石(左)、シンリンマンモスの下顎骨(中)、ステップマンモスの下顎骨(右)などなど、マンモスの化石がずらり。

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ケナガマンモスの頭骨も。中央のでかい穴が鼻孔ですが、これを眼窩に見立ててよくサイクロプス(一つ目巨人)の頭骨みたいとか言われるやつですな。

 
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序盤の展示で個人的に一番の見所だと思ったのは、このケサイの頭骨。左奥のがレプリカで、右手前のが上顎部分の実物化石。実物化石の方は、歯の部分が見えるように、逆さに置かれています。

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ケサイの歯の部分のアップ。すんごい空洞の多い変な形をしています。ケサイの学名は Coelodonta といいますが、これは「中空の歯」という意味だとか。

ラ・ブレアの化石が凄い

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アメリカ、ロサンゼルスにラ・ブレアというタールとアスファルトの池があって、そこから凄まじい数の哺乳類化石が出ているんですが、そこの化石が大量に展示されていました。茨城県自然博物館はここの標本が充実していて常設展でも企画展でも色々見られる機会が多いのが嬉しいです。

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このコーナーで一番の目玉、スミロドン(いわゆるサーベルタイガー)の実物全身骨格。

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それ以外にもスミロドンの全身骨格が二体並んでたり(左)、ダイアウルフ(中)やオオナマケモノ(右)がいたりと、豪華。

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さらに、ラ・ブレア産の色んな動物の化石がずらり。凄い。

日本産哺乳類化石も充実

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「日本へやってきた動物たち」のコーナーでは日本産の哺乳類化石も充実していました。

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ニッポンサイ(左)、ヤベオオツノジカ(中)、ナウマンゾウ(右)などなど。

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さらにはトラ(左)やヒョウ(右)のような大型ネコ科動物も。

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ケース内にはナウマンゾウの臼歯をはじめ色んな化石がずらりと並んでいましたが、これは全部茨城県内で見つかったものだとか。そんなに沢山出てるんですねー。びっくり。


という感じで、哺乳類化石が中心の非常に見どころたっぷりの楽しい企画展でした。

アクセス

つくばエクスプレス「守谷」駅から、関東鉄道バス「岩井行き」に乗り、20分程度。「自然博物館入り口」バス停下車、徒歩10分弱。バスの本数が極端に少ない上に、博物館開館時間中に着く便が一本しかないので、ちょっと厳しいw

守谷駅へは、秋葉原駅からつくばエクスプレスで30分程度。

あるいは、東武野田線「愛宕」駅から茨城急行バス「岩井車庫行き」に乗り、15分程度。こちらは一時間に一本ペースで出ている。

愛宕駅へは、秋葉原駅からつくばエクスプレスで25分程度、流山おおたかの森駅で乗り換え。東武野田線で15分程度。こちらのルートの方が良いかも。

冬場に閉館ぎりぎりまで滞在すると、博物館からバス停までの道のりがかなり真っ暗でちょっと怖いので注意w

その他

コインロッカーあり。ロッカーに入らない大荷物は受付で預かってもらえた。

館内にレストランあり。博物館周辺には飲食店はなさそう。

再入場可。

公式情報

公式サイト
http://www.nat.pref.ibaraki.jp/kikaku/110/
住所
〒306-0622
茨城県坂東市大崎700番地
TEL
0297-38-2000
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