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ドイツの超有名産地の化石のみを集めた企画展『ゾルンホーフェンの化石展』

2014.11.20 17:53
カテゴリ:特別展・企画展・イベントレポート

兵庫県立人と自然の博物館で2014年7月19日(土)~11月3日(月)にかけて開催されていた企画展。

超有名なドイツの化石産地ゾルンホーフェンで産出した美麗な化石が沢山展示されていた。

ドイツの超有名産地の化石のみを集めた企画展『ゾルンホーフェンの化石展』
 

ゾルンホーフェン産の化石だけを集めた企画展

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もう会期終わっちゃいましたが、兵庫県立人と自然の博物館で開催されていた企画展『ゾルンホーフェンの化石展』を観てきました。

ドイツのゾルンホーフェンといえば、みんな知ってるあの始祖鳥の化石をはじめ、見事な保存状態の綺麗な化石が沢山産出することで有名な化石産地。ゾルンホーフェン産の化石自体は色んな博物館でよく見かけますが、ゾルンホーフェン産の化石「だけ」で構成した企画展というのは、意外とないんじゃないでしょうか。

ちょうど、この企画展の関連講演会が開催された日に見学してきたので、展示物の解説なんかも色々聞けて勉強になりました。

 
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始祖鳥化石としては多分一番有名で色んなところで見られるベルリン標本(左)と、コンプソグナトゥス(右)。どちらもゾルンホーフェン産の化石としては非常に有名。

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ジュラ紀のカブトガニ、メソリムルス。這い跡がしっかり残っています。ゾルンホーフェンの化石産地は、ジュラ紀当時は湖の底の貧酸素環境だったと思われ、そこに落ち込んだ生物が最後のあがきに這いまわったり動き回ってから息絶えてそのまま化石になった、というものがしばしば見受けられるようです。

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昆虫化石も何点もありました。こいつらも湖に落ちちゃってそのまま底に沈んで化石化したんでしょうね。

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キクレリオンというエビのなかま。腹側の形状がかなり詳細にわかります。

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アンモナイトは普通、殻の部分が綺麗に化石化するものですが、ゾルンホーフェンの場合は殻は溶けやすいので綺麗に残らず、逆に他ではあまり残らない顎器の部分の痕がくっきり残っています。

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トラキトイティスというイカのなかま。石をぱっくりと割った雄型と雌型が両方展示されていました。

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今回一番凄いなーと思ったのが、このシュードリナというカスザメのなかまの化石。でかいし、すんげえ綺麗な化石。

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間近で観てみると、いわゆる鮫肌的な皮膚の痕跡が綺麗に残っていて、化石というかもはや干物レベル。

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他にも、魚類化石や翼竜化石等、色々展示されていました。

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こちらは「町の中のゾルンホーフェン」というパネル展示。ゾルンホーフェンの石灰岩は、石材として利用されているので、街中でもよく見るとゾルンホーフェン産の石材の中に、意外と化石が見つかるよ、という紹介。実際に色んなところの石材から見つかった化石が写真で沢山紹介されていて面白かった。

 

アクセス

神鉄公園都市線「フラワータウン」駅下車、徒歩5分程度。

フラワータウン駅へは、地下鉄三宮駅から10分、谷上駅で神鉄に乗り換え。三田行に乗って30分、横山駅でさらに乗り換え。ウッディタウン中央行に乗って5分程度。

JR大阪駅からは、丹波路快速で40分程度、三田駅で神鉄に乗り換え。10分程度で到着。

その他

コインロッカーはあったと思う。

館内に飲食施設などはなし。フラワータウン駅近辺にはいくつか飲食店がある。

公式情報

公式サイト
http://hitohaku.jp/
住所
〒669-1546
兵庫県三田市弥生が丘6丁目
TEL
079-559-2001
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