Pangea Note - パンゲア・ノート

このサイトについて

モンゴル産の実物恐竜化石が大量に展示された特別展『発掘!モンゴル大恐竜展』

2014.04.24 09:39
カテゴリ:特別展・企画展・イベントレポート

名古屋市科学館で2014年3月19日(水)~6月8日(日)に渡って開催されている特別展。

モンゴルで発掘された恐竜の、状態の良い実物化石が大量に展示されている。

モンゴル産の実物恐竜化石が大量に展示された特別展『発掘!モンゴル大恐竜展』
 

モンゴルの実物恐竜化石が大量に展示された凄い恐竜展

1-写真 2014-03-30 14 09 46.jpg

名古屋市科学館で開催中の特別展『発掘!モンゴル大恐竜展』に行ってきました。

2012年秋~2013年春にかけて大阪市立自然史博物館で開催されていた特別展『発掘!モンゴル恐竜化石展』、および2013年秋~今年の二月まで国立科学博物館で開催されていた特別展『大恐竜展 ゴビ砂漠の驚異』と、展示のラインナップは基本的に同じですが、相変わらずの凄まじい展示でした。同じような展示内容でも、会場によって見せ方が違っていたりして、巡回展を色んな会場で観るのは普段とは違う楽しみ方ができて面白いですね。

 

過去の大阪と東京での展示の様子は、

をご覧ください。

過去三回の記事で、この巡回展の主な展示は大体紹介し尽くした感があるので、今回はざっくりとした紹介で済ませちゃいます。

相変わらずの凄い化石標本たち

というわけで、大阪や東京でも観ることができた凄い化石標本たちを、別会場での展示の仕方との差異なんかも含めて軽く紹介。

1-IMG_0915.JPG
1-IMG_0768.JPG
1-IMG_0769.JPG
 

左はデイノケイルスの両腕。腕の角度が東京のときの展示よりかっこいい感じになってる気がする。中央はプロトケラトプスの幼体の群れ。何度見ても凄すぎる化石。右はヴェロキラプトル。腹部には餌と思しき翼竜の骨の一部も。大阪では頭骨が展示されていませんでしたが、今回は東京に引き続き、頭骨も展示されています。

1-IMG_0773.JPG
1-IMG_0780.JPG
1-IMG_0782.JPG
 

左はタルボサウルスの幼体の頭骨。もうね、この化石が大好きすぎて何度見ても可愛すぎて辛い。中央はテリジノサウルスの両腕。東京ではデイノケイルスの両腕と並べて展示されていましたが、今回は別々に展示されています。右はこの巡回展で毎回目玉展示となっているタルボサウルスの実物全身骨格。でかい獣脚類の全身骨格はやはり人気なので、このタルボの前が一番記念撮影で人ごみのようになってましたね。

1-IMG_0783.JPG
1-IMG_0828.JPG
1-IMG_0843_2.JPG
 

左はサウロロフスの実物全身骨格。大阪と同じくタルボサウルスの向かいに展示されていました。中央はプロトケラトプスとヴェロキラプトルの格闘化石。レプリカとは言え、この化石の持っているインパクトはやっぱり凄い。足を止めてしげしげと眺めている人が沢山いました。右は曲竜サイカニアの実物全身骨格。

1-IMG_0885.JPG
1-IMG_0892.JPG
1-IMG_0907.JPG
 

左は恐竜ではなくチャンプソサウルス類という爬虫類の仲間チョイリア。一見ワニっぽいですがワニともまた違う生物。なかなかマニアックな生物ですが、でかいガラスケースの中に一体だけ展示されているという好待遇。中央はホエルザンという発掘地から見つかった恐竜絶滅後の始新世の哺乳類化石展示。大阪ではがっつり展示されていたのに東京では展示がなくなっていて残念でしたが、名古屋ではまた復活。右は東京から展示に追加された竜脚類オピストコエリカウディア。首から先がないとは言え、でかい竜脚類を実物化石で全身組んだ姿は迫力があります。

過去の記事で紹介していなかった標本もいくつか紹介

1-IMG_0775.JPG
1-IMG_0777.JPG
 

この化石は大阪や東京でも展示されていたのか記憶が定かではないのですが、タルボサウルスの脛骨。断面を間近に観ることができるんですが、覗き込むと骨の内部で方解石の結晶ができているのがわかります。方解石の結晶ができる条件から、この骨の化石化した場所の環境などが推測できるのだとか。

1-IMG_0798.JPG

曲竜アンキロサウルスの尾のハンマー。写真ではちょっとわかりにくいですが、すんげえでかい! まさに凶器。というかこれ、なんで以前の記事で紹介してなかったんだろう。尾の部分にはいくつもの筋が残っていますが、これは硬化した腱のような組織でしょうか。これだけ重そうなハンマーを振り回すためには、尾に相当の筋肉がついてないとダメでしょうしね。

1-IMG_0856_2.JPG

そして、つい先日新種として命名記載されたばかりのゴビヴェナトル。東京でも展示されていたレプリカを組んだ骨格。

1-IMG_0862.JPG

こちらはそのゴビヴェナトルの頭骨の実物化石。つまりは数か月前に新種として記載されたばかりの恐竜のホロタイプ(完模式標本)なわけで、凄いなあ。これは名古屋で初公開のはず。各会場での展示を観て回った身としては、今回の名古屋での一番の見どころはこれかなと思います。

公式情報

公式サイト
http://www.ctv.co.jp/event/daikyoryu/
住所
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄二丁目17番1号 芸術と科学の杜・白川公園内
TEL
052-201-4486

アクセス

名古屋市営地下鉄「伏見」駅下車、徒歩7分程度。

伏見駅へは、名古屋駅から地下鉄東山線で3分程。

その他

コインロッカーあり。ロッカーの番号が元素記号になっていて萌える。

館内にレストランあり。ただし、一度科学館から出ないとレストランには行けない模様。また、市街地なので周辺にも飲食店はあると思う。

特別展は再入場不可。

LINE@公式アカウント このエントリーをはてなブックマークに追加