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鳥類の骨格について丁寧に解説。企画展『鳥の骨展』

2013.11.27 06:51
カテゴリ:特別展・企画展・イベントレポート

千葉県我孫子市にある、我孫子市鳥の博物館で2013年7月13日(土)~12月1日(日)に渡って開催されている企画展。

鳥類の骨格標本を大量に展示し、丁寧なキャプションで鳥の骨格の仕組みについて解説している。

鳥類の骨格について丁寧に解説。企画展『鳥の骨展』
 

鳥類の骨格の仕組みについて丁寧に解説した企画展

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千葉県我孫子市にある、我孫子市鳥の博物館で開催中の企画展『鳥の骨展 空飛ぶ骨組み』に行ってきました。

鳥類の骨格標本を大量に展示し、丁寧なキャプションで鳥の骨格の仕組みについて解説してくれている、分かりやすくて楽しい企画展でした。

 

展示の概要は以下のような感じ。

鳥の骨のきほん

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企画展会場に入ると、まずは『鳥の骨のきほん』の展示。鳥類と、他の脊椎動物の骨格の差異を中心に、鳥の骨格の特徴についてわかりやすく解説してくれています。

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ノスリの標本。全身骨格の上から半分だけ剥製をかぶせてあって、骨格とその上の肉のつきかたがわかりやすい。鳥類は羽毛でもふもふしているので、骨格だけだと二回りくらい小さく見えるのがよくわかります。

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コブハクチョウ(左)とヒグマ(右)の上腕骨の比較。鳥であるコブハクチョウの骨は、空を飛ぶために軽量化されていて、中身がスカスカなのが見て取れます。

くちばし、つばさ、あしの骨組み

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続いて『くちばし、つばさ、あしの骨組み』の展示。飛行するための翼、歩行するための足、そして捕食や我々人間でいうところの「手」の役割をする嘴の仕組みについて、細かく解説しているコーナー。

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印象深かったのが、このキジ(左)とゴイサギ(右)の消化管の封入標本。凄い標本だなー。口から食道を経由して、どのように消化器官が繋がっているのかが一目でわかります。

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ペンギンやエミューをはじめとする飛べない鳥の骨格。普通の鳥は、空を飛ぶために激しく前肢(翼)を羽ばたかせる必要があるため、胸骨に発達した筋肉が付着するための「竜骨突起」という突起が見られますが、エミューのような飛べない鳥は、羽ばたく必要がないため竜骨突起がなく、胸骨が平らになっています。ペンギンは水中で羽ばたくため、空を飛ぶ鳥ほどじゃないけど筋肉が発達していて竜骨突起もあるのがわかります。

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こちらはシロハラのはばたき連続シーン骨格モデル。

骨が語る鳥のくらし

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『骨が語る鳥のくらし』では、多種多様な鳥類の骨格標本を元に、様々なトピックで鳥の骨格の特徴を紹介しています。

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サギの首は、六番目の頸椎が少し短くなっているので、首をS字に曲げてタメを作り、獲物を捕らえるときに素早く嘴を繰り出すことができるそうな。ちょっと理屈がよくわかんないので、ちゃんと調べたい。

あ、あと首にくっついてるホース状のものは気道だそうです。

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躍動感のあるフクロウの骨格と剥製。かっこいい。捕まえられているネズミの剥製も凄いポーズだ。

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人気者のハシビロコウさんも、剥製と骨格標本が並んで展示されています。

アクセス

常磐線・千代田線の我孫子駅から、阪東バスで15分程度。「市役所」バス停下車、徒歩5分強。土日は博物館のすぐ前に止まるバスも出ているけど、本数はそんなに多くないので注意。

我孫子駅へは日暮里駅から30分程度。

その他

コインロッカーあり。

館内に飲食店などはない。「市役所」バス停付近にはファミレス等の飲食店が何軒かある。

公式情報

公式サイト
http://www.bird-mus.abiko.chiba.jp/
住所
〒270-1145
千葉県我孫子市高野山234-3
TEL
04-7185-2212
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