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日本産の古生物化石をテーマにした企画展『日本にいた!"絶滅"古生物』

2013.07.30 17:26
カテゴリ:特別展・企画展・イベントレポート

大阪府豊中市の大阪大学総合学術博物館で2013年7月20日(土)~8月31日(土)に渡って開催されている企画展。

国産の様々な絶滅生物化石が展示されている。

日本産の古生物化石をテーマにした企画展『日本にいた!
 

日本産の古生物化石をテーマにした企画展

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大阪府豊中市の大阪大学総合学術博物館で現在開催中の企画展『日本にいた!"絶滅"古生物』に行ってきました。

日本から産出した古生物化石だけに絞った展示というのは、なかなか珍しいんじゃないでしょうか。特に新生代以降の哺乳類化石(ゾウとかシカとかは日本で結構よく出てきてますし)ではなく、中生代以前の大型爬虫類なんかがメインの展示というのがレア。

展示の規模は比較的小さいですが、はじめて見た化石も多く、見応えがある展示でした。

 

中生代の国産大型爬虫類の化石いろいろ

まずは、日本で産出した首長竜、モササウルス類、恐竜等の大型爬虫類の化石をいくつかご紹介。

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鹿児島の獅子島というところで産出した、エラスモサウルス科の首長竜「サツマウツノミヤリュウ」の歯骨。初めて見ました。頭部標本としてはフタバスズキリュウに次いで保存状態が良いんだとか。

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石川県から産出した獣脚類恐竜の歯。相当でかい。産地は日本有数の恐竜産地である手取層群(福井とかも含まれてるところ)。

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大阪の泉南市から発掘された、モササウルス類の歯骨または上顎骨と見られる化石。2010年に発見されたという非常に新しい(?)標本。プログナソドンという、モササウルス類でも特にでかめで顎の力の強そうなやつに近縁だそうです。

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こちらは和歌山から産出したモササウルス類の化石。右下顎骨(左)と、産状のレプリカ(右)。和歌山産のモササウルスは以前、和歌山県立自然博物館の特別展『発見!モササウルス』でも見てきましたが、本当に保存状態が凄い。

阪大博物館といえばマチカネワニ

さて、今度は中生代ではなく新生代の大型爬虫類ですが、やはり阪大博物館といえば、キャンパス建設工事中に発見された巨大ワニ・マチカネワニ。常設では展示されていない部位のマチカネワニ標本が展示されていましたよ。

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マチカネワニの遊離した歯(左)と、マチカネワニの背中の鱗板骨(右)。鱗板骨の方は、2012年に収蔵標本から再発見されたものらしいです。

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マチカネワニと近縁種だと見られている、同じく大阪産のワニであるキシワダワニの頭骨レプリカも。

脊椎動物化石以外にも色々あるよ

個人的な好みで、脊椎動物化石ばっかり紹介してきましたが、それ以外にも色々展示されていますよ。

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日本の異常巻アンモナイトいろいろ。とか。

また、化石だけでなく、古生物イラストレーター・川崎悟司さんのイラストも多数展示されていますよ。

公式情報

公式サイト
http://www.museum.osaka-u.ac.jp/jp/exhibition/2013s/2013s.html
住所
〒560-0043
大阪府豊中市待兼山町1-20
TEL
06-6850-6284

アクセス

阪急宝塚線「石橋」駅下車、徒歩10分程度。

大阪方面から石橋駅へは、阪急梅田駅から宝塚線で15分。
神戸方面から石橋駅は、阪急三宮から神戸本線で梅田方面へ向かい、十三で下車(25分程度)。宝塚線に乗り換えて15分程度。

その他

コインロッカーはなかった気がする。

食事は館内1Fに、カフェがあり軽食が取れる。石橋駅から阪大までの間にも色々と飲食店あり。

入場無料。

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