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北九州市にまつわる様々な標本が並ぶ特別展『北九州市の宝もの』

2013.05.14 17:33
カテゴリ:特別展・企画展・イベントレポート

福岡県の北九州市立いのちのたび博物館で2013年4月20日(土)~6月16日(日)に渡って開催されている特別展。

自然史系、人文系問わず、北九州市に関連する様々な標本が展示されている。

北九州市にまつわる様々な標本が並ぶ特別展『北九州市の宝もの』
 

北九州市にまつわる様々な標本が並ぶ展示

1-写真 2013-04-20 12 30 58.jpg

現在、北九州市立いのちのたび博物館で開催中の特別展『北九州市の宝もの』に行ってきました。

北九州市に関わる標本が、自然史系、人文歴史系問わず、沢山展示されていました。

 

ざっくりと、以下の四つのテーマに沿って、展示がなされていました。

生物好きとしては、当然自然史系の標本を中心に見てきたわけですが、その中からいくつか展示をご紹介。

唯一写真撮影可能だったカバの全身骨格

1-IMG_5936.JPG
1-IMG_5937.JPG

この特別展は、基本的に写真撮影不可なのですが、このカバの全身骨格だけは写真撮影OKでした。

北九州市の到津遊園という動物園で飼われていたカバだそうです。

いつ見ても思うけど、カバの頭骨の凶悪さは異常。なんだよこの牙は。下顎の切歯とか真正面に伸びてるし。

 

このカバ以外にも、到津遊園で飼われていた様々な哺乳類などの両取り標本(一体から剥製と全身骨格の両方を作った標本)が展示されていました。結構珍しい動物も展示されていた気がしますが、如何せん写真撮影不可だったので、既に何が展示されていたかが記憶の彼方に......。

ペンギンモドキことコペプテリクスの模式標本も展示

1-IMG_5939.JPG

北九州市の藍島というところから発掘された、ペンギンモドキことコペプテリクス(Copepteryx hexeris)の模式標本(その種を同定する基準となる標本)の実物も展示されていました。撮影不可なので、この写真は常設展示されているレプリカの方です。

コペプテリクスやプロトプテルム等の「ペンギンモドキ」と呼ばれている絶滅鳥類たちは、骨格などが現生のペンギンに非常に似ているため、恐らく生態もペンギンに似ていたんだろう、ということで「ペンギンモドキ」と呼ばれているわけですが、ペンギンとはあまり近縁ではなく、ウやペリカンなどに近縁の鳥。

野生のペンギンは南半球にしかいませんが、昔は北半球ではペンギンと同様のニッチ(生態的地位)をこのペンギンモドキ達が占めていたんだろう、という感じ。

 

他にも、鉱物標本なんかもいろいろ展示されていましたよ。

生物系の標本以外で個人的に興味深かったのは、北九州に縁のある企業に関する展示。地図情報会社最大手のゼンリン(本社が北九州市にあるんですね。知りませんでした)の、古い地図の展示なんかが見ていて面白かったです。

アクセス

JRスペースワールド駅下車徒歩5分程度。
スペースワールド駅へは、JR小倉駅から鹿児島本線で15分弱。

関西圏から小倉へは、新幹線の他に、大阪や神戸からフェリーという手もある。一晩かけての移動になるけど、安いし、夜行バスなんかとは違ってしっかり移動中にも休めるので、時間に余裕があって船旅が苦手じゃなければオススメ。

その他

写真撮影は、カバの全身骨格のみ可。

コインロッカーあり。

食事はができる場所は館内にはなし。博物館の向かいにイオンモールがあるのでその中には飲食店が色々ある。

公式情報

公式サイト
http://www.kmnh.jp/2013spring/
住所
〒805-0071
福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
TEL
093-681-1011
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